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『マリア様がみてる~卒業前小景』/今野緒雪,集英社COBALT-SERIES まんぼう亭新漫画乱読日記

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漫画文庫の話よりWebラジオやうどんの話が多い今日この頃です

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『マリア様がみてる~卒業前小景』/今野緒雪,集英社COBALT-SERIES

自分はなんと浅はかな人間であるかを見せつけられた、そんな巻でした。
タイトルに流され、なんだよまだ卒業しないのかよ!などと腹を立てている場合では
ないのです。
卒業の前こそが卒業であり、今まさに姉妹(スール)としての最後の輝きを燦然と放つ
瞬間であるのです。

あぁ、そうなのです。自分はまったく浅はかで愚かでつまらない人間なのです。

以下、ネタバレなので白地に。
ケータイの方でネタバレ禁止!の方は、ココでブラウズを終了して下さい。




さて。

タイトルを見ただけで、ナンダ卒業しないのか。いったいいつするんだ、っていうか
お釈迦様とか脱線してる場合じゃなかったんじゃね?とか、ホントにもうそれはもう
今野先生ホントにごめんなさい。

卒業とかじゃないんです。卒業前のこの瞬間が、本当の姉妹の別れであり、あぁもう
こう書いているだけで涙が出てくるんです、残念ながら。


その浅はかさは最後の最後まで続きました。
この、卒業式前日という何でもない日を、なんでここまで丁寧に書き込む必要がある
のだろうかと、思って読んでました。

帰り道、24時間営業ってことでちょっと早く手に入る山○書店で本書を手に入れて、
渋谷駅から湘南新宿ラインに乗って大宮まで(宇都宮線だったので大宮乗り換え)きた
あいだ、たまたま座れたので座って読んでいたんですが、何でこんなに前日の風景を
ここまで細かく描く必要があるのかと謎でした。

電車の中じゃ読み終わらなくて、駅に着いてから自転車乗る段になっても、なんとも
どーにも腑に落ちなかったのです。

ウチについて、夕飯を食べて、今日は見たいテレビもなかったので、ひだまーぶるを
BGMに読み進めました。

そして。

まず1Fにリボンがあったくだりで、なるほどこれは祥子さまがわざと隠したモノ
なのだと途中で分かり、美術室から見える風景で、あぁ温室に行ったんだと思い
ました。
思い出の場所と言えば温室だよね、そうかあそこでまた姉妹の確認をするんだねー。

・・・あれ、逢わないの。さっきまでいたんだ。そうか。

あ、体育館の方に、なんて乃梨子さんが言ってたな。んじゃあそっちのほうか。
そうかそうか!思い出の場所があったよね、体育館の裏。そこで出会い・・・

・・・出会いませんかそうですか。

マリア像の前!
そうだよ、まさに姉妹のちぎりを交わしたその場所こそが!

・・・逢えないの、どうして?


そうして、祐巳さんが戻った場所。頭の中で映像が浮かんできます。祐巳さんが
向かって行った場所、その場所こそが、二人のはじまりであり物語のはじまりであり、
僕たち読者のはじまりの場所。

ギシギシと大きな音のする階段を上った先、右側のビスケットの扉。
その扉を開けようと手をかけた瞬間!中からお姉さまが!


僕の涙腺は祐巳さんよりも先に、ここで決壊したのでした。

祐巳さんはなるほど、このあと部屋についてリボンを手にしてお姉さまと最後の
薔薇の館での会話をした時に涙腺が崩壊するわけですが、僕は、まさにビスケットの
扉での激突が涙腺の決壊地点でありました。


もう、そこからは、もう。


お姉さまの、明日は泣かない宣言。だから今日は泣くの宣言。
涙が止まりません。

今日が二人の卒業式であり、姉妹の卒業式。
そう、それは卒業式その日よりも重要で大切な、本当の卒業式なのです。


もうだめ。。。

早く新学期にならないかな。。。



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