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『ARIA~四季の風の贈り物』/原作・天野こずえ.本文・岡田麿里:藤咲あゆな:浦畑達彦:吉田玲子,MAG Garden まんぼう亭新漫画乱読日記
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まんぼう亭新漫画乱読日記

漫画文庫の話よりWebラジオやうどんの話が多い今日この頃です

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『ARIA~四季の風の贈り物』/原作・天野こずえ.本文・岡田麿里:藤咲あゆな:浦畑達彦:吉田玲子,MAG Garden

前作を読めば当然、コレも読みますよね。
ということで、4人の作家によるARIAの世界の四季物語。

100人いれば100人の個性があるように、たかだた4人でもそれぞれの作家の個性みたいな
ものが感じられて面白い。

特に泣けたのが、浦畑が描く『秋物語』。あ、べつにビールの話じゃないよ。

ARIAといえば水先案内人(ウンディーネ)たちの物語の、老舗の姫屋の後継ぎ娘・藍華、
新興勢力にして業界トップを走るおれんじぷらねっとの天才少女・アリス、んでもって
小さいながらも三大妖精の一人と見習一人と一匹が経営するARIAカンパニーの片手袋
(シングル)の水無灯里の、たぶんリアル世界ではそうとう優秀な見習い三人娘の物語
なわけで、それぞれが悩みながらも成長していく成長記なわけですが、世の中的には
大変恵まれた環境下の3人なわけで、ある意味一人前(プリマ)が保証されていると
言っても過言ではない娘たちなわけです。

が。
現実はそんなに甘くないわけで。

プリマどころか、片手袋(シングル)にすらなれない水先案内人のタマゴたちがいるわけ
で、しかも会社の事情や本人の資質、現実とのギャップでプリマを諦め業界から去って
いく娘たちもいるわけです。

秋の物語は、その娘の一人・アメリが主人公の物語。
おれんじぷらねっと所属の彼女の「最後」の試験官は、三大妖精の一人・おれんじ
ぷらねっとのトップウンディーネのアテナだった。
この試験を通らないと、おれんじぷらねっとを辞めていかなければならないアメリ。
しかし、試験は思った通りにいかなくて。

でも、試験の最後に、彼女は試験官であるアテナの言葉に目が覚める。
自分が本当になりたかったもの、自分の夢、自分の希望。
初心を思い出し、まっすぐな道を進み始めたアメリの物語。


これがですな。
泣けたんですよ。ええ。

結末にもびっくりしたんですけど、試験に不合格になるアメリに、泣けたんですよ。
そーだよな、現実世界、不合格になってウンディーネになるのを諦めていくたまごたちも
いるよな、そーだよな、みたいな。

そこでまず泣けちゃって、いつのまにか読む速度がはやくなってしまいまして。

ところが。
そのあとでアテナが再びアメリに出会うんですが、そのシーンでも泣けちゃって。
でっかい感動の嵐です。


前作の作者である藤咲が描く『夏物語』。
今回は予備知識的説明ネームが一切無く、藍華の「テンポ」ノリノリですっきりと
読めました。はずかしいアルとのエピソード禁止~!w


冬物語では吉田玲子氏が担当。
他の3人よりページ数が少なくね?笑
まぁ、読みやすくてよかったんですが。忙しいお方なので、この方の小説が読める
だけでも幸せなのかも。


しかし、ホントに4人ともそれぞれの個性が文字からにじみ出ていて面白かった。
どいつもこいつもARIA大好きなんだなーなんて。
少なくても、いやいややりましたーって感じはなかったかな。

脚本と小説とは違うのだと感じた、なんてあとがきにあった作者もいましたが、
なるほど、脚本家が書くと小説も脚本的になるんだなぁと思ったり思わなかったり。
それは例えば、一場面に対する情報量が、小説よりも大い気がします。
小説家だと、わりともっと想像させる部分があるかなぁ、なんて場面でも、少しだけ
説明がおおいのかなぁ、なんて。
別に悪くないんですけどね。コレはコレで。

あー、しかし、コレでホントに終わったんだなぁ。
あとはあれかー、DVDとかかー。CDドラマもあるなー。うーん。



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