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「疾風(かぜ)のまつりごと」/竹宮惠子,小学館文庫 まんぼう亭新漫画乱読日記
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まんぼう亭新漫画乱読日記

漫画文庫の話よりWebラジオやうどんの話が多い今日この頃です

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「疾風(かぜ)のまつりごと」/竹宮惠子,小学館文庫

時は昭和・高度成長期の日本。
戦後の混乱と貧しさの中で必死になっている日本が舞台。


そうはいっても、主人公は喬と鳩子の兄妹。
いや、兄妹ではない。あまつさえ、人間でもない。

二人はめちゃめちゃ田舎に現れたり、貧しい漁村に現れたり、とにかく神出鬼没。
でも、まるで互い同士が必要であるかのように二人で行動している。
鳩子は外見は少女でも、不思議な力を使って周囲に幸福をもたらす。
喬はその幸福をあるときには打ち消し、あるときには別のベクトルへと
転化させてみたり、鳩子の力を分散?させるような力を持つ。


最終話に於いて、経済復興を果たした町中で二人は“昇天”してゆく。
喬の「モウ ボクタチハ イラナインダ」という言葉が、今までのモヤモヤを
少し取り除いてくれたような、でも結局この二人は何者だったんだろうという
さらなる疑問を投げかけて終わる。


閑話休題。
この漫画は、風木を読み始めたある時に風木を持っていくのを忘れて、
仕方なく駅の近所の本屋で仕入れた漫画だったんです。
せっかく竹宮読んでるんだから、他のも読んでみようかなあ、と。

そしてますます竹宮惠子が、ましてや漫画家というモノがわからなくなった
本になってしまいました。ジルベールとセルジュが、なぜこのファンタジーとも
ミステリーとも、ホラーともとれる難しい話を書いているのだろうね。

まだ槇村とかならわかるんじゃい。
一本の大黒柱みたいなものが、一条にも槇村にもあるし。
しかあし!!竹宮やら、これからお世話になる萩尾には、んなものは
ないのかもしれない。いや、ないに違いないんじゃい。
何年組だか知らないけど、たしかにこの組は読む側にしても相当の度胸が
ためされるのではないだろうか。


おいおい、度胸試しかよ(笑)


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