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才能 まんぼう亭新漫画乱読日記
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まんぼう亭新漫画乱読日記

漫画文庫の話よりWebラジオやうどんの話が多い今日この頃です

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才能

いま「イマジン」を読んでいます。
漫画を読むにつけ、漫画家という職業はつくづく「才能」なんだと思います。

才能は遺伝する。

よく、人の才能を「遺伝」というかたちで済ましてるのを聞きます。
実際、私だってそう思ってるし。

さて、じゃあ遺伝って何でしょう。無いアタマで考えました。
おとうちゃんのおとうちゃんのおとうちゃんのおとうちゃんの・・・・才能?

で、おとうちゃんの(おかあちゃんでもいいんですけど)おとうちゃんの~っと
ずーっと辿っていくと、宗教的にはアダムとイブ。
実際はサルになるわけですよね。

さて、そう考えていくと、才能は「誰でもみんなが同じものをもっている」ことになるはず。

だったら、誰でも漫画家、誰でも学者、誰でも宗教家、誰でも声楽家、誰でもなんにでもなれるはず。


ここに『環境』を加えてみました。
親が絵描き、親戚一同政治家、よくあそんでくれたおじいちゃんが実は囲碁の名人。

そうか。
才能ってのは「環境」に左右されるんだな。
ウチは両親とも数学が苦手で数学のことを聞いても全然「打っても響かない」環境だったな。なるほど。

ところがここで、反作用があることにも気がつきます。
「ウチは代々畳屋なんだ!おまえが俺の跡を継がないで誰が継ぐんだ!」
「うるせぇ!俺は畳なんかにゃ興味がねぇんだ!このくそオヤジ!」
「なんだとてめぇ!親に向かってなんて口ききやがる!」
「くそオヤジはくそおやじだっていってんだよっ!」
「んもう辛抱ならねぇ!出ていけ、お前なんざ勘当だ!!!」
「お父さんやめて下さいよ、お前もお前だよ、お父さんに謝るんだよ」
「うるせぇおふくろっ」
「てめ、親に向かってうるせぇとはどういうことだ」


・・・閑話休題。
つまりこういう事もあるわけですよね。
この場合、小さい頃から畳屋の仕事をみてきているわけだから、この息子には
絶対畳屋の素質(ってどんなもんだろうか)があるはず。にもかかわらず畳屋に
なりたくない。さてなぜだろう。

これもでもまた環境なんでしょうか。
畳屋は苦労がいっぱい。そのくせそんなに金にならない(実際はどうだかと言う話はおいといて)。

そして自分は一生畳屋としてやっていけるんだろうかという不安。


逆に、オヤジの仕事が間接的にでもこの息子に理解できて、たとえば

「おまえんところのオヤジさんに畳をやってもらったけどさ、やっぱいいよなあ、
職人ってかんじで。んでまた綺麗な仕上がりなんだよ。ウチのじいちゃんも
よろこんでたぜ」

とか友だちに誉められると、あぁ畳屋って人に感謝されるしごとなんだなあとか思うわけです。
そしたら畳屋継ぎたいなあとか思って、オヤジさんの仕事に興味を持っていく。

人生ってそんな簡単な流れじゃないですけどね。


話を戻します。
んじゃ漫画家になる環境ってなんだろうなあ、と。
両親が芸術家で絵ばっかり描いてるから、そこから描くことが好きになって?
親戚のお兄ちゃんが漫画ばっかり読んでいておばちゃんには怒られてるけど
おにいちゃんはそれにもめげずに読んでる。漫画ってそんなに面白いものなのかな、という
ことから漫画に興味を持って描いていたら、漫画家になってました?


いや、やっぱり漫画家って「才能」だとおもいます。
彼等は「作家」としての能力と「絵描き」としての能力をあわせもった「漫画家」という
能力があるわけです。ふたつも能力を持っているんです。ずるいです。

売れる漫画家、大成した漫画家は、このふたつの能力+実体験。
作家としての能力に加味される「経験」という隠し味。


イマジンを読んでいて感じました。


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