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『イマジン/5~7巻』/槇村さとる,集英社文庫 まんぼう亭新漫画乱読日記
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まんぼう亭新漫画乱読日記

漫画文庫の話よりWebラジオやうどんの話が多い今日この頃です

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『イマジン/5~7巻』/槇村さとる,集英社文庫

漫画日記なのに、およそ1ヶ月ぶりってどうなんだろう。
まあ釣りキチしか最近は読んでいなかったし。


さて、いよいよ最終巻です、イマジン。
最初は「槇村漫画なのに何かいまいち“ぐっ”とこないなあ」と半ば諦めていたんですが、
この3冊セットで読んで猛烈に反省。
やっぱり槇村漫画はツボです。


まず有羽(主人公)の心理描写。これがもう自分が女になったと思わされるような見せ方。
これは漫画の「見せ方」のテクニックなのだろうけど、テクニックを抜きにしても
主人公の心の動きが、絵とネームから頭に直接響いてくる感じ。
主人公と心の動きが一体となるような「錯覚」を覚える。

そりゃそんだけのめり込んで読んでいるんだろうと思われるかもしれませんが、
違うんです。通勤電車の中で読んでるんですから、のめり込めないんです。
でも、そんな状況でも、電車に乗って読み始めて5分と経たないうちに
作品にのめり込める、主人公と一体になれるこの感覚。


逆に、この作品を読んでいる女性が、いったいどのように共感しているんでしょう。

有羽と田中の心の距離がだんだんと離れていく。
いままでドロドロの恋愛(濃密な恋愛)をしなかった有羽が、田中の中の「貴子」という別の女を
見つけてしまって、慌てたり泣いたり。
でも最後にはきちんと田中を「見切る」ことができた。
そうしてひとつ有羽が大きくなる。

普通のことなんだけど、これに有羽という人間(キャラクタ)の完璧なる設定が
絵ひとつひとつに血や骨や肉になり、実在する一人の人間の人生を作り上げている。


読ませる漫画というのは、作者の人生経験に左右されるというのもよく分かります。
有羽ママの美津子さんが作者であり、有羽もまた作者であり。
キャラクタの心が作者の分身であるから、キャラクタが生きているし、
作者の分身であるから読み手も一体感を得られる。


こういう漫画を、もっとちゃんと読まないといけません。

ただなあ。
これ読むと、結婚や恋愛は、すっげぇエネルギーのいるもんだなぁと感じちゃうから
婚期がおくれちゃうわ。どうしてくれますの笑


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