無料アクセス解析
『白いトロイカ』/水野英子,講談社漫画文庫 まんぼう亭新漫画乱読日記
FC2ブログ

まんぼう亭新漫画乱読日記

漫画文庫の話よりWebラジオやうどんの話が多い今日この頃です

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

『白いトロイカ』/水野英子,講談社漫画文庫

感無量。

三文字の漢字をこれ程実感したことはそうないです。
感動とか、感激じゃないんです。感無量なんです。

まずその作品の持つ意味が大きすぎます。
1965年の作品です。今からおよそ40年前の作品です。
当時のロシアはもちろん「ソビエト連邦」。いまみたく
インターネットで「ロシア」とけんさくすればツラツラと1000も
2000も(今日現在でinfoseekで121,844件)ひっかかる世の中じゃ
ないんです。

水野先生、先生は如何にしてここまで完璧な設定を組めたんです?
この文庫の和田慎二氏のあとがきにもありましたが、このころソビエトの
資料なんて無かったんじゃないんでしょうか。

ちゅうか、原書ですか。オロシア語ですか。ま、まさかぁ・・・


先生の(いつのまにか先生になってるけど)あとがきにあります。
「今見ればあどけない絵で、ただの少女漫画と見られても仕方ありませんが・・・」

そんなこと、ぜんぜんないです。
そりゃ現代漫画の「絵画のような」作品に比べれば、コマも小さいし(=中身が
あるし)ベタも多いし(=迫力があるし)あどけなくみえるかもしれませんが、
ただの少女漫画にはみえません。ただ「ならぬ」少女漫画ならわかりますが。


「・・・ぜひ、終わりまで読んでください。筋はしっかり通っているつもりです。」

筋はしっかり通っているつもりです?通ってないっていう奴はひっぱたきます。

歌い手に憧れる少女だから、というわけじゃないけど、なんだか壮大な
オペラを見せられていたような気さえしてきます。

これが文庫2冊に収まっていることもまずおかしい。
某革命漫画じゃないけど、文庫で10冊あっても読みますよ。
ロザリンダが音楽院で勉強するところとか、もっと読みたかった。
革命軍が皇帝を追いつめるところを、もっとじっくり読みたかった。
っていうか、全部をもっとゆっくり読みたいっ!よみた=い!!
が===!!


・・・つい取り乱してしまいました。
つまりはそういうことです。この日記を最後まで読んでしまったのも何かのご縁。
本屋さんで、2冊で1160円で売ってますから。是非買って読んでください。


スポンサーサイト



| 漫画文庫感想文 | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://inouemanbou.blog121.fc2.com/tb.php/103-7eeaa4e5

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT