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アーカイブ :2009年06月21日 まんぼう亭新漫画乱読日記
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まんぼう亭新漫画乱読日記

漫画文庫の話よりWebラジオやうどんの話が多い今日この頃です

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『川の行き先』/よしまさこ,集英社文庫〈コミック版〉

忘れてました。

このブログはウェブラジオ感想文でも、ましてやくだらない
日常をだらだら書いたり仕事の愚痴をうだうだ書いたりする
日記でもなく、漫画文庫の感想文を書くために作ったブログ、
でした。


いやー。
ついつい忘れがちだよねー。あーっはっは。


・・・さて。

よしまさこ、といえばこの日記ではコレでしか登場して
いませんが、キャリア30年のベテラン先生なんです。

なんで知ってるかと言えば、この文庫のサブタイトルが
「よしまさこ 30th season」となっているからです。


さきに本編以外のところでビビッときたところですが、
巻末にデビュー当時の持ち込み漫画原稿がちらっと
載っています。
デビューの漫画ってのは、その方の歴史を知る知ってしまう
ってな感じがして、見てるこっちも恥ずかしいですけど、
当人の先生はもっと恥ずかしいだろうなぁ・・・
そこをあえて出される勇気。有難うございますと伝えたい。


うてなの結婚、のんびりと進んだほっこり漫画だったと
記憶してますが、今回のこの短編は意外にググッと来ました。


『地下室の四季』
両親を事故でなくし、叔父の家に引き取られた四季。
そのおじさんの家はちょっと変で、マンションなのに地下暮らし。
山を切り開いたところに作ったので、地下に部屋があるのです。
その部屋の窓から見えるのは、人の足。
通る人の足、足音をみては、その人の人となりに思いをはせる
四季。

そんななか、気になる足音を発見。
それが、ひょんなことから知り合った女性の弟だとわかる。
ちょっとステキなその男性にほのかな恋心が芽生える四季。

ところが、失恋はある時急にやってきて・・・


短編ながら話がぎゅっとつまっていて、切なさが一気に迫って
きて、思わず四季と一緒に泣き叫びたくなる一遍です。


『川の行き先』
内科医の兄が、ある日突然言ってきた。
「お前に会って貰いたい女(ひと)がいるんだ」
いつかは来るだろうと思っていた妹。両親を早くに亡くし
兄弟で生きてきた静かな生活だったが、それともいよいよ
お別れか、と思っていたが。

実は兄がつきあっているその女(おんな)にはよからぬ噂が。
毎日のようにいろいろな男とラブホに通っているという噂に、妹は激怒。
今まで一緒に生きてきた、大切な肉親である兄をよーくも騙してくれたな
と、その女を糾弾する。
秘密の物証の数々を、兄の前で広げられた女が取った行動とは。


話にいまいち深みがなくてちょっと寂しいんです。
肩すかしに逢った感じ。いや、何かを感じ切れてないのかも
しれないんですが。

本のタイトルになってるわりには、僕は四季の話の方が好きです。

他短編一つ。あとは冒頭に書いたおまけ付き。
悪くない1冊だったと思います。
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