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アーカイブ :2005年09月12日 まんぼう亭新漫画乱読日記
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まんぼう亭新漫画乱読日記

漫画文庫の話よりWebラジオやうどんの話が多い今日この頃です

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『耳をすませば』/柊あおい,集英社文庫〈コミック版〉

すっかり柊あおい脳になってしまったので、せっかくだから今月は「柊あおい」月間に
しよう!と勢い込んでみたんですが。。。銀色のハーモニーが売ってねぇ。ぎゃふん。

ってことで、仕方なく『耳をすませば』を買いました。


うん、正直、全然期待してませんでした。
なぜなら。まぁ少し考えていただければ分かりますけど、アニメがつまんなかったから(爆)。

いや、だって見ていてよく分からなかったよなぁ、あれ。
そんな記憶しかなかったんですよ。ホントに。

それをどう面白く漫画になっているのだと。そう思った次第です。


もちろん。原作ありきとは知りませんでした。
そして。僕は原作の方が好きです。

おぉ宮崎駿、たしかにコレにはインスパイアーされるかもしれない。
凡人の僕ですら「やべぇ、コレ、面白い!」とおもったんですもの、非凡なあなたが
この作品からインスパイアーされないわけがないです。


中学生の雫は、何よりも本が大好き。
今日も、お父さんが働いている県立図書館でせっせと本を借りてきます。

図書館の本と言えば、今でこそIDカードですけど、昔は貸出カードが主流。
貸出カードと言えば、その本の『履歴書』。誰が借りたか、何回借りられたか、
いつ借りられたか、一目瞭然。

ある時、自分が借りた本の貸出カードに、ことごとく同じ名前があることに気が付きました。

自分と同じ本を、しかも自分より先に借りている男の子。いったいどんな子なんだろう。
雫の恋物語は、こんなほんのちょっとした日常から始まったのでした。


星の瞳のシルエットの連載後に始まったのがコレだそうで、柊あおい自身はかなり
自信を持っていた意欲作、だったらしい。
けど、りぼん誌上ではオオコケ。そうねぇ、これ以前のりぼんならいざ知らず
(一条ゆかりがドロドロな愛憎漫画を描いていた頃とか笑)、もうそろそろ恋愛恋愛
女の子男の子みたいに胸きゅんきゅんしそうな漫画ばっかりだっただろうから、
ちょっと大人な雰囲気のこの作品は受けなかったかもしれませんね。

んまぁ、だから逆に僕は好きなんですが。
だからこそ、宮崎駿の目にも止まったんでしょうけど。

人生、いろいろなところにいろいろなモノが落っこちてるんだね。そんな結論?


ま、ともかく。
今でこそ安月給サラリーマンですけど、こんな僕でも図書館司書の免許を持っている
わけで、図書館学専攻卒業なわけで、本と見るとイヤでも感情移入してしまうわけです。

雫のお父さんうらやましいわ、とか。(本編とあんまり関係ないだろ!)

貸出カードで物語が始まるわけですよ。
そりゃもう、僕だったら日本十進分類法を暗記してたら恋が始まったってくらいに
日常から生まれた恋物語、なわけです。
これはもう、胸きゅんきゅん言わないわけがないです。こそばいこそばい!あ~んもう。

残念ながら万人受けしなかった為に、星の瞳ほど長続きしないんですが、柊さん
自身はこの話、これからどう繰り広げていったんだろうと、とても興味深い作品でした。


しっかしなぁ。
星の瞳にはち~っとも出てこなかったキャラクターの表情。
これ意識的に絵柄を変えている(本人談)とはいえ、大変だったろうなぁ。
ふと、そう思ったんです。けれども。
雫のクルクルと変わる表情どれをとっても『楽しく描いてるな』って伝わってくる。

柊あおいは、ホントにこの作品好きだったんだなぁ。


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